なぜかいつも、平気で不機嫌をあらわにする人。そんな人といるとHSPの人は知らない間に心が疲弊してしまいます。
私の身近にいる人で、いかなる時も、明るく快く感じの良い返事を「しない」人がいる・・・。
必ずムッとした雰囲気を醸し出します。斜に構え、言葉のチョイスも皮肉っぽい。そしてなぜかこちらの気分を落としてくる。しかし私はそんな時、なぜか「そうよね」と迎合し、結果として相手を満足させてしまう・・・。
その人は、ただのフキハラの人間。(不機嫌ハラスメント)
不機嫌な態度を出す人との出会い思い返すと、最初からそうだったわけではありません。しかし、会話ひとつにしても、こちらが相手に合わせることはあっても相手がこちらに合わせてくれることはありません。そしてなぜかいつもモヤモヤが残るのです。そう思うと最初から兆候はあったのかもしれません。
この段階で相手は一体どういう心理なのでしょう?
自分の方が上だとか、勝ち負けにこだわっているのでしょうか?
おだやかに会話を楽しみたい私はいつもスッと自分が一歩下がり相手に合わせてしまいます。ただそれだけなのです。ときにはイラッとしても笑ってやり過ごす。相手はいつも自分を正当化し尊重もしてくれる私をどう見ているのでしょうか。私には軽く扱われているとしか思えません。そしてほかでの鬱憤をさり気なく挟んできたり、ますます不機嫌な態度を平気で出すようになっていくのですね。相手はもしかしたら確信犯かもしれません。
私は、HSPだと自覚しています。感受性が強く相手の悪意もなんだか透けて見えてしまいます。人からすれば、ただの思い込みと思われるかもしれません。しかし心の素敵な人もわかるので、おおよそ外れてはいないと思います。
不機嫌な態度を出す人に、同じような態度や言葉で返したらいいのでは、と言う人もいるとは思いますが、それができないのがもどかしいのです。仮にそうしたところで、嫌な空気が漂い、後味の悪いものになってしまいます。
もしかしたら、そのような人はそれが普通の在り方なのでしょうか?誰に対してもそのようなスタンスなのでしょうか?
だとしたら、単に「波長が合わない相手」・・・⁈ そっと離れて距離を置いたらいいですよね。こちらに非があるわけではない、相手の問題、そういう人間性なのです。
もしも、このような人が長年身近にいて、そのような関係性ができあがってしまったら、恐らくHSPさんは見えないストレスが心労となって、心がむしばまれてしまうのではないでしょうか。自分で自分のことがわからないといった感覚に陥ったり、自分では何も決められないという自己肯定感の低い人になってしまいます。まさに私がそうなのです。
不機嫌になられるのが嫌だからと、合わせてばかりいてはいけないのです。もっと自分の良さが発揮できる人生でありたいですよね。そんなフキハラの支配下にいる必要はないのです。さっさと離れたらいいのです。迎合する必要もない。そんな不機嫌を平気で出してくるような失礼すぎる人、いりません。
このことに気付いたとき、自分の人生に欠けている「たくましく生きる力」を身につけるために、あえて与えられた試練だと思ったのでした・・・
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