PR

幼少期の出来事が生きづらい人生をつくる

生きづらさ

毎日楽しく幸せそうな人と自分の違いは何だろう?そんな人と出会うと「この人きっと人生うまくいってるんだろうな」と羨ましく思ったり。私と言えば、うまくいっていない人生。どうしたらあんなふうになれるんだろう?この50年を振り返るといつも生きづらさを感じながらネガティブな感情でいることが多かった私。だけど少し気がついたことがあるのです。「起きている現実に対してどういう感情や思考を持つか」ということを。もっと早くこのことに気づきたかった。

私は幼少期から、人の何気ない発言に対して気持ちや意図を深読みし、いつまでも気にするという子供でした。「不安症」「神経症」という言葉を見ると自分のことではないか、と感じていたのでもともと感受性が強く敏感な子だったのでしょう。

母はそんな私に「気にしすぎ」「すぐあなたは…」とダメ出しともとれる言葉を投げかけ、ますます自己肯定感や自尊心の低い私が根底にできあがったのでした。

それに加えて父は重度のアルコール依存の人でした。毎日お酒をダラダラと飲み、受け付けなくなると離脱症状に耐えながらしばらくアルコールを抜き、そしてまた飲みだすという生活。だらしのない、締まりのない顔。どんよりとした負の重たい空気。父のことは好きだった反面、たまらなく嫌という相反する葛藤を我慢するしかないという、これもまたネガティブ人生観の原因だったのです。HSPでありアダルトチルドレンだったのだと思います。

両親は他界し、私は結婚しました。「違う人生になるかもしれない」と期待をしたのですが、それもむなしく「楽しい」「幸せ」な人生とはほど遠い、と言うと語弊がありますが、なんだか、重苦しさがとれない人生という感じでいるのです。

楽しいと思えば楽しいことも、わざわざ嫌なところを見つけに行くような。

心理的ホメオスタシスが働くのか「楽しい」「幸せ」から遠ざかってしまうのです。

そもそも配偶者に「違う人生にしてもらおう」という発想が自分の自信の無さの表れですね。

自分を変えたい、人生を変えたいと模索する中で「パワーか、フォースか」(デヴィッド・R・ホーキンズ)という本に出会いました。

意識レベルをキネシオロジーテストを使い1~1000の数値で表したもので17段階のレベルがあるというものです。どのような意識で日々を過ごすのか、ポジティブな領域の意識で過ごせば生きていく上でうまくいきやすく、反対にネガティブな意識で過ごせばうまくいきにくいと書かれています。(詳しい内容は省きます)

現実で、なにか起きたときにとらえ方は人それぞれ。

不満や愚痴をいう人、逆に気づきや感謝する人。意識レベルによって目の前の世界がつくられるんですね。

そのことが心にスッと入ったとき、自分が何か変わった気がしました。人生の早い段階で、いろいろなつらさを経験したことで、できあがったネガティブ思考の癖。いつまでもその癖のまま。ポジティブな思考でいれば、現実で起こっていることのとらえ方や思考も変わる、そして行動も変わって人柄も変わっていくのに。

たとえば「こんな家庭環境だからだ」ではなく「反面教師にして絶対幸せになる」とか。

意識を変える、それが「楽しい」「幸せ」の人生になるのだと。そういう生き方をしていこうと決めたのでした。

著者プロフィール
Ariko

私がHSPだと気づいたのは40代の時で、とても腑に落ちました。幼少期から痛みや人の感情に敏感で、感受性がとても強い子でした。そしてとても心配性で不安型。加えて父が重度のアルコール依存症だったため、トラウマもかかえることに。現在、夫と娘の3人家族で結婚生活25年。反省と後悔も多々。思考の癖を変えて、楽しく素敵な人生にすると決めた日常を綴ったブログです。

Arikoをフォローする
生きづらさ
Arikoをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました